30代の矯正治療メリットや矯正のタイミングを解説【後編】

30代の矯正治療メリットや矯正のタイミングを解説【後編】

 

今回も「30代の歯列矯正」というテーマで、メリットを中心にお話しします。
口元にコンプレックスがある方は、これを機にぜひ治療を検討してください。

成人矯正を行うメリット

まずは、成人矯正を行うメリットを紹介します。

口元のコンプレックス解消

乱れた歯並びを整えることは、口元のコンプレックス解消につながります。
笑ったときにガタガタした歯並びが見えると、引きつった不自然な笑顔になるはずです。見た目が改善されることで、自分に自信がついて自然な笑顔が出せるようになるでしょう。
また不正歯列が原因で、舌の動きに不具合が出たり、歯間から息が漏れたりして滑舌が悪いというケースがあります。
舌足らずな喋り方だとイメージを悪くすることもあり、不特定多数の人と関わる営業職などの場合は成果に直結する可能性もあります。
歯列矯正によって歯の隙間が埋められ、舌が正しく使えるようになると滑舌が改善されるでしょう。

むし歯・歯周病リスクを抑える

歯が重なった不正歯列の場合、ブラッシングがしにくく磨き残しが生じがちです。プラークや歯石が蓄積し、むし歯や歯周病のリスクが高まるでしょう。
歯列矯正で歯並びを整えることによって、日々のブラッシングがラクになり口腔内を清潔に保てるようになります。また見た目が変わったことで、その状態を維持するために衛生意識が高まります。口腔内に食べカスが残りにくくなり、口腔トラブルのリスクを軽減できるでしょう。

成人矯正はいつ始めるのがよい?

続いては、成人矯正を始める適切なタイミングについてお話しします。

スケジュールがうまく調整できるとき

歯列矯正を行うにあたって、スケジュールの調整は抱えないポイントです。というのも、大半の症例が治療に長い期間を必要とします。部分矯正の場合でも、最短で半年程度はかかるでしょう。
治療中は定期的な通院が必要となるため、仕事のスケジュールを事前に確認しておくことが重要です。基本的に装置を常時装着することになるため、営業職など不特定多数の人と接する機会が多い職業の方は調整が必要になるでしょう。
「見た目が気になるから」といって装着を避けると、計画通りに歯が動かなくなるので要注意です。
当初の予定通り治療を完了できるよう、事前の計画を立てた上で開始することが大切です。

悩みを解消したいと思ったとき

「ガタガタの歯並びが気になって、うまく笑えないしストレスが溜まる」
「歯の重なっている部分が、どうしても磨きにくい」
このように、悩みを抱いて解消したいと感じたときが、治療を開始する最適なタイミングです。
コンプレックスを抱えたままの生活は、口腔トラブルが生じたり精神的な負担がかかったりとマイナスのことばかりです。
思い立ったときに少しでも早く治療を始めて、コンプレックスを解消しませんか?自分に自信が持てるようになり、仕事や恋愛などプライベートにもうまく作用するかもしれません。清潔感があるキレイな歯並びを手に入れて、これからの人生を豊かにしましょう。

歯列矯正を検討中の方は、かかりつけ医で相談を!

30代から歯並びを整えるとなると、治療中の見た目が気になる方も多いはずです。また「装置をつけて過ごす=普段の生活と違う」ということに、抵抗がある方もいるかもしれません。人間は年齢を重ねるにつれて、変化を嫌うようになるためです。
歯列矯正のタイミングについて悩んだ場合は、かかりつけ医に一度相談しましょう。
仕事のスケジュールとの兼ね合いや、治療に対する希望などを聞いた上で適切な治療方法を提案してくれるはずです。
近年は透明のマウスピースを使った「インビザライン」も普及しており、第三者に気付かれることなく治療を進められます。
自己判断で諦める前に、一度かかりつけ医へ相談することをおすすめします。後悔のない選択を行いましょう。

まとめ

乱れた歯並びには、不自然な笑顔になったり滑舌が悪かったりと色々な弊害があります。
成人を迎えると骨が硬くなるため、子どものようにスムーズに歯を動かせるわけではありません。しかし最近は色々な治療法があるので、年齢に関係なく歯列矯正を始めることが可能です。
口元にコンプレックスがある方や歯の機能性に不安を抱いている方は、これを機に治療を検討してはいかがでしょうか。まずはかかりつけ医へ相談してみましょう。

投稿日:2022年9月20日  カテゴリー:未分類