歯ぎしり予防

歯ぎしり予防bruxism prevention

歯ぎしりとは

歯ぎしりとは

歯ぎしりとは寝ている間に歯をこすり合わせてしまうことです。ギリギリと音が鳴る場合はもちろん、音がしないものもあります。
歯ぎしり自体は病気ではありませんが、過度な歯ぎしりは歯に負担をかけてしまい全身に影響することがあります。

歯ぎしりがもたらす体への影響

  • 歯が移動してしまう
  • 歯が摩耗してしまう
  • 根が割れてしまう
  • 知覚過敏になってしまう
  • 噛むと歯が痛くなってしまう
  • 歯周病や虫歯が悪化してしまう
  • 顎関節症になる
  • 頭痛や肩こりの原因になる
  • 睡眠障害をおこす

歯ぎしりの治療方法

歯ぎしりの治療方法

歯ぎしりの原因は人それぞれであると言われています。一般的には筋緊張をほぐすトレーニング指導マウスピースを使って治療をしたり、一時的に痛みを取る薬を処方します。
しかしやはり患者さんごとに原因はことなってきますのでまずはお話を伺い、詳しい検査をした上でそれぞれの状態にあわせて適切な治療をしてまいります。まずはご相談ください。

なお、子供の歯ぎしりはほとんどは一時的なものです。年齢とともになくなって行くことが多いのでまずは様子見で大丈夫です。ただ歯並びに問題が生じたり、実際に歯が痛くなってしまった際はもちろんすぐにご相談ください。

歯ぎしり治療の流れ

  • 問診をします
  • 口腔内を検査します
  • 検査結果を元に障害が起きている場所と歯ぎしりの関係性を考えます
  • 治療として生活習慣の指導やマッサージ指導をします
  • マウスピースが必要な場合はマウスピースを作成します
【リスク・副作用】
マウスピースの使用を続けると、マウスピースがすり減ったり裂けるなど傷んでくることがあります。医院で定期的なチェックを受けましょう。

ボトックス治療 導入決定!

歯ぎしりボトックスとは

ボトックス(ボツリヌストキシン)はボツリヌス菌から抽出されたタンパク質の一種で、神経に作用し筋肉の働きを抑える作用があります。

ボトックス注射 は、この筋肉の働きを抑える作用を利用して、咬む時に使う「咬筋」と呼ばれる筋肉をゆるめ、歯ぎしりや強い食いしばりを改善する効果を得ることができます。

この咬筋の歯を食いしばる力を抑制する方法として、医療分野で幅広く使われる ボトックス注射を咬筋に直接注入し、発達した筋肉の動きをおさえ、咬むことによる歯や顎の負担を減らします。

ボトックス治療 費用  33,000円(税込)
※治療期間:1日 (効果4~6ヵ月)
■未承認医薬品、医療機器等の使用の有無
当院では、セラミック治療において国内で承認されていない未承認医薬品、医療機器等を使用しておりません。
【リスク・副作用】 治療後の主な副作用に内出血、注射部位の腫れ、固いものが噛めなくなったり顎が疲れるようになることがあります。内出血や腫れについては1週ほどの短期的なものであり、顎の疲れについてもボツリヌストキシンの効果が薄れることで解消します。