ホワイトニングで注意しておきたいこと

ホワイトニングで注意しておきたいこと

ホワイトニングってどんな施術?

ホワイトニングは、歯の表面の色素沈着を専用の薬剤で落として、白い歯に近づけていく施術です。
手術などの外科的処置とは違い、比較的リスクが少ない治療ではありますが、いくつか注意した方が良い点があります。

ホワイトニングの落とし穴

自由診療のため費用がかかる

ホワイトニングは基本的に自由診療であり、一般的な虫歯治療とは違って保険がききません。そのため、ある程度のまとまった費用が必要です。
実際にかかる費用は、ホワイトニングの種類や、目指す白さのレベルによっても変わってきます。料金表をご確認の上、ご不明な点があればお気軽にご相談ください。

短期間ではできない

ホワイトニングは、一度施術を行ったからといってすぐに白くなるものではありません。一般的に、3~4回目くらいの施術で白くなり始めたことが実感できる方が多いようです。「一度で白くならなかった」とがっかりせず、何度か通院していただければと思います。

薬剤がしみることがある

知覚過敏(冷たいものや甘いものがしみる)になりやすい方は、ホワイトニングで使用する薬剤がしみることがあります。痛みがひどい場合は鎮痛剤などで対応することもあるので、ご相談ください。

着色の原因を改めなければ元に戻る

ホワイトニングで得た歯の白さは、永久に持続するものではありません。歯の着色汚れは喫煙や食習慣などによって生じるものなので、こうした生活習慣を改善しなければ時間の経過とともに後戻りしていきます。原因となる生活習慣を改めることで、元に戻るスピードを下げることができます。

オフィスホワイトニングが適さない人って?

歯科医院で行うオフィスホワイトニングは、自宅で行うホームホワイトニングよりも早く効果がみられる施術です。
ただし下記に該当する場合、オフィスホワイトニングは適していません。問題がないか、しっかりと確認してから施術を受けるようにしましょう。

  • 無カタラーゼ症(過酸化水素を分解する酵素であるカタラーゼを体内で生成できない病気)の方
  • 妊婦さん、授乳中のママさん
  • 18歳未満の方
  • 虫歯や歯周病がある方
  • エナメル質形成不全症、象牙質形成不全症の方
  • 入れ歯・ブリッジ・インプラントなどの人工の歯
  • 神経が死んで変色している歯

その他、飲んでいる薬や持病によっても適さない場合があるので、心配な方はご相談いただければと思います。

投稿日:2019年12月26日  カテゴリー:未分類